2013-06-13 第183回国会 参議院 環境委員会 第11号
具体的には、離島ですとか半島が多いのではございますが、全国十か所におきまして、大気中の浮遊粉じん、それから陸水でございますね、地表の水質、それから土壌、こういったことの測定を行い、またその放射性物質、どういった物質であるかという核種の分析なども行っているところでございます。
具体的には、離島ですとか半島が多いのではございますが、全国十か所におきまして、大気中の浮遊粉じん、それから陸水でございますね、地表の水質、それから土壌、こういったことの測定を行い、またその放射性物質、どういった物質であるかという核種の分析なども行っているところでございます。
学校保健安全法の第六条において、文科大臣は学校環境衛生基準を定めることというふうになっておりまして、この中で浮遊粉じんの項目を設けて、各学校において適切な環境衛生の維持及び改善というのを図ってきたところでもございます。
○国務大臣(小沢鋭仁君) 黄砂に関しましては、結論から申し上げますと、平成十四年より実態解明調査を行っておりますが、その結果、黄砂飛来時には浮遊粉じんなどの大気汚染物質の濃度が相対的に高くなっていることが分かっておりまして、そういった意味では悪化をしているというのが私どもの認識でございます。
その結果でございますけれども、黄砂に起因すると考えられる浮遊粉じん濃度の上昇や、委員御指摘でございますけれども、人為起源と考えられます硫酸イオン及び硝酸イオンの濃度が高くなっているということが分かっております。 また、被害の方でございますけれども、一般的には視程、見える範囲ですね、この見える範囲の悪化による交通機関への影響、あるいは自動車や洗濯物の汚れなどが報告されているところでございます。
阪神高速神戸線が開通して以来、交通量は飛躍的に伸び、NOxや浮遊粉じんによりますぜんそく患者が増加し、大きな問題となりました。公害訴訟にも発展していったわけでございます。
今回、VOCが浮遊粉じんの中で一〇%とか八%とか、そういうものが含まれていて、これを規制すると。ところが、十三年に出されました削減基本方針と同じだということなんですね。そのときに、その時点ではVOCの規制というものは考えていなかったわけですよ、三割削減ということは。
それからその次は、私の住んでいる世田谷ですけれども、SPM、これは浮遊粉じんです、これが実際の値の約半分ぐらいの値がはかられていたということです。 それから、測定値を低く見せようという意図が働いているというのがデータをいろいろ解析するとわかります。一つは、環境基準を変えたときにザルツマン係数も変えました。そのときに調査をした調査報告書の中に空気の流量を図った試験がありますが、実際の値が八〇%。
○藤木委員 しかし、資源エネルギー庁長官通達の発電所の立地に関する環境影響調査要綱の中では、硫黄酸化物、窒素酸化物、それから浮遊粒子状物質または浮遊粉じん、これについては規定がございますけれども、酸性霧だとかオゾンなど化学変化による広域汚染についての調査はないというふうに思うのでございます。これですと、影響の正確な評価はできないのではないかと考えます。
調査結果から、NO2や浮遊粉じんなどの距離減衰の分析だとか、あるいは浮遊粒子状物質の中の金属成分の地域差や発生源の検討だとかそういったもの、ディーゼルエンジンの排ガス中の原因物質の究明と発がん関連因子の研究というふうに住民の調査でも出てきているわけです。
その特徴を見ますと、NO2や浮遊粉じんの汚染のひどい地域ほど入学後新たにぜんそくにかかる児童の比率が高くなっているということ。それから二番目には、過去の調査では高学年ほどぜんそくの有症率が低い結果だったのですが、今回の調査では学年が高くなってからの新規発症がふえてきている。
ですけれども、やはりそのディーゼルエンジンを使ってもNOxがふえないような、あるいは今言われましたようにアルデヒド、ホルムアルデヒドとかアセトアルデヒド、いろんなアルデヒドが出ますけれども、こういうアルデヒドの排出あるいは浮遊粉じん的なもの、微粒子、それからベンツピレンみたいなものも出ると思うんです。こういったようなものを出さないエンジンの改良が私は必要だと思うんですね。
○有川説明員 桜島の降灰の健康影響に関する御質問でございますが、鹿児島県におきまして、火山灰環境影響調査という中で浮遊粉じんの多い地域、桜島町以下十市町にもまたがりますが、一般住民等の健康調査を継続的に実施しております。こういった調査は五十三年からもう始まっておるわけでございますが、これらの結果は五十九年に桜島火山対策懇談会において集約がされております。
ですから、肺の中にそういう病変を起こしたということは、私はこれは前から指摘はしてあるんですけれども、窒素酸化物にしても浮遊粉じんにしても、肺に何らかの影響が与えられるようなものは将来慢性的な経過をたどってやはりがんというものに行き着くのではなかろうか、今までの経過が大体そうでありますから。私はだからこれはやっぱり大変なことだと思うんです。
百マイクロというのは例の浮遊粉じん大気汚染基準の〇・一ミリグラム、あれですね。それが最低の濃度で実験をされたわけですね。 そこで、肺の線維化というところなんですけれども、これはいろんな資料にも載っておりますけれども、車粉というのはアスファルトの粉末なわけですから、タール分が入っているわけで、いろんな発がん物質が含まれている。
この地域指定に当たりましては、いわゆる健康影響、生活環境影響がどの程度あるかということ、それからまた現に降下ばいじん量また浮遊粉じん量がどの程度あるか、また過去にどの程度あったか、今後放置すればどの程度になるおそれがあるか、そういうものを現在持っている測定値からある程度地方自治体と一緒に協議できる態勢にはございます。
それから、肺がんの原因になる、杉花粉症患者をふやす原因物質だとも言われている浮遊粉じん、SPMの大気汚染がこれも悪化をしています。特に、測定局の環境基準達成率は前年度が五二・六%から四七・〇%へ低下しているわけですね。対策をとられているはずなのにいよいよ悪くなっていっている。大体環境基準自体が〇・〇六にふやしたんですから、緩和したんです。それがまた突破しておる。だんだん悪くなっている。
○古市政府委員 ただいま委員の御指摘の数字の中にはNOxだけでなくて浮遊粉じんも入っていた数字だと思いますが、全般的に大気汚染の状況というものは、最近改善が見られていないというのはそのとおりでございます。
本措置に反対する理由の第一は、そもそもこの基金が、窒素酸化物、浮遊粉じん等による複合大気汚染と毎年九千人に上る新規認定患者の発生という深刻な実態を無視し、指定地域の全面解除、新規認定打ち切りと引きかえに創設された政治的取引の産物だからであります。
○沓脱タケ子君 あんたは何が何でも打ち切るという立場できたんだから、今ごろ見直すってよう言わぬでしょうけれども、私は、PPPの原則とあんた今ごろ言うんなら、四十八年に健康被害補償法ができてからこの十五年ほどの間に、打ち切りをしてしまうまでの間にNO2も浮遊粉じんも問題がもう既に提起されていたのに、これをどうしてきちんとPPPの原則で指定物質に入れるというふうな努力をしてこなかったか。
しかし、あの法律をつくるときに既にNO2あるいは浮遊粉じん等については問題になっていたんです。その後の改善努力の結果、あるいは公害の汚染源の変化の結果、今日ではSO2はなるほど下がりました。しかし、SO2にかわってNO2は既に、横ばいと言ったけれども、六十一年度の結果を見たら悪くなっている。悪くなり方だってひどいよ、実際。
○政府委員(目黒克己君) 先生御指摘の労働環境の問題につきましては非常に精密など申しましょうかいろいろな方法、手段があるわけでございますが、私ども大気汚染の全般的なものにつきましては、NOxについてはあるのでございますけれども、浮遊粉じんと申しましょうか、その他のものにつきましてはなかなかそういう個人サンプラー的なもの、いわゆる方法論的なものについてはまだまだ今後の研究調査を要する、こういうような状況
一方、窒素酸化物や浮遊粉じん等による高濃度汚染は一向に改善されず、環境基準の達成のめどすら立っていません。とりわけ大都市や幹線道路沿道における汚染が深刻であることは皆さん十分御承知のとおりです。
制度の改善の方向として、私たち患者の方としては、何よりも今の大気汚染の主役である二酸化窒素や浮遊粉じん、亜硫酸ガスとあわせてこういった汚染物質についても地域指定の要件に加えていただいて、さらにまだまだたくさんいる被害者、患者さんを救済してほしい。
それから窒素酸化物濃度や浮遊粉じんの濃度も距離減衰があるということで、自動車排ガスによる影響が示唆される、それが一つ。 それから都内五つの小学校の学童のぜんそく有症率を調べますと、どうも区部の学校の方がぜんそくの有症率が高いんじゃないか、それが一つ。それからぜんそくじゃない子供の風邪の引き方なんかもいろいろ調べますと、やはり区部の学校の方が風邪の引き方が多い、そういう結果がある。
この先生がおっしゃっていることは、 東京都の「健康影響調査」は、二酸化窒素・浮遊粉じんを中心とする複合大気汚染の人体への健康影響をかなり明白に示唆したものである。